2日目 その2 10周年特別記念 〜 ワインクルーズまで
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ポターアトラクション 創立10周年特別記念 ロイヤルバレエ団の「ピーターラビットの世界」で実際に使用している衣装展示 入場料はポターアトラクション入場料とは別料金 1.50ポンド 期間:2001年2月1日〜8月31日まで (写真説明) 左:10周年記念でロイヤルバレエの衣装展示のことがかかれたポスター 右:ピーターラビットの着ぐるみ ポターアトラクション10周年記念として、ロイヤルバレエ団が毎年クリスマスからお正月にかけて行う「ピーターラビットの世界」の公演で実際に使用している衣装を展示。 日本では、ビデオや映画で公開されましたが、その衣装を実際に見る機会にめぐまれるとは。 最初この展示場の場所がわからず、もうこの展示は終了してしまったのかと思ったほど。 ショップの方に案内してもらったら、ポターアトラクションの入口のついたてがあるその奥にひっそりと入口があり展示されていました。 さすがに実際に使用している衣装ですので、「さわってはいけません」となっていましたが、この着ぐるみを着て踊るのは重くてつらそうと思っていましたが、顔の部分は細かいメッシュになっていてかなり通気性も考えられていて見た目よりは軽そうでした。 目の部分はペコペコのプラスチックのような薄い素材で、押したらすぐへこんじゃうような感じでした。 顔部分は胴体とはつながっていなくて、着ぐるみ着た後に、顔のマスクをかぶるという感じなのかな。 胴体の着ぐるみ部分はそれなりに重量はありそうです。これを着て踊るのは、それでなくても華奢な体のバレリーナにはかなりの重労働らしいです。 現に、ロイヤルバレエ団で活躍していた頃の熊川哲也さんは、「ピーターラビットの世界」の公演では、ジェレミー役で、この公演の見せ場であるジェレミーの跳躍シーンでは見るものを釘付けにしていたのですが、当のご本人は「この役だけは最低!」とかなりご不満だったそうです。 それだけこの着ぐるみを着て踊るということは大変なことなんだろうと思います。 (写真説明) 左:ジェレミー・フィッシャーの着ぐるみ (天井からつるして展示されていました。見せ場のジェレミーに何かあっては大変だからかな) 右:ナトキンの顔部分の着ぐるみ (顔の目のまわりをよく見てもらうと、メッシュを使用していて穴ぼこがたくさんあいているのがわかるかな。) (写真説明) 左:りすのナトキンの着ぐるみ 右:ナトキンのお兄さんかな ナトキンノしっぽが半分でちぎれちゃっているのがわかるかしら いくらおなじみキャラクターとはいえ、人間が着るのだから当たり前だけど170cm近くある着ぐるみが一同に並ぶとちょっと怖いかも。りすのナトキン達は特に大きかったような。町ねずみジョニーやこぶたピグリン達は160cmぐらいだったかな。 (写真説明) 左:こぶたのピグリン、ピグウィック(ピグウィックは後ろの方にいるのでわかりづらいですが) 右:ティンギ−おばさん(服から痛そうな針が飛び出しているのわかりますか?) おみやげとして、ピーターの着ぐるみと一緒に写真撮影ができるコーナーがあり、こちらで写真をお願いすると専用の台紙にポラロイドカメラで撮影した写真を両面テープでくっつけてくれる。 このコーナーは、ポラロイドカメラのみでしか撮影させてくれなかったけれど、いい記念になるかなと思って撮影をお願いした。台紙には、ロイヤルバレエ、コペントガーデンとなっていた。 ロイヤルバレエ団ってコベントガーデンにあるのかな? ピーターの着ぐるみと撮影(専用台紙付き) 2.50ポンド 時間帯によっては、ダンサーが実際に着るねずみの着ぐるみを作っている場面を見ることができます。私が行った時は残念ながら閉まっていましたが。。 ロイヤルバレエ団の「ピーターラビットの世界」の公演について以前ご紹介した記事は。。 こちらをクリック |
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このショップで売られているのはすべてピーターラビット関連グッズ。 常にショップには人があふれていて、そんなに広くないショップでじっくり見るのはちょっと大変。奥にはピーターラビットプリクラがあったので「きゃー(*^^*)」なんて喜んで、まずこれで記念にプリクラをと思ったら、プリクラの枠はただの観光スポットだった。 プリクラ撮影用に吊り下げられているカーテンだけがピーターラビットという訳。「な〜んだ」 フィギュアもロイヤルドルトン、ボーダーファインと種類も豊富に揃っているけれど、高価なものはすべてガラスのショーケースに入っていて、観光客はピーターファンばかりとは限らないようで(^^;)、私がショップで見ていた分にはまったく売れていなかったな。 むしろ定番の絵葉書とかキーホルダーとかそのようなものが飛ぶように売れていた。 私はここで絵葉書を15枚、哺乳瓶とおしゃぶりを見つけ購入 (写真説明) 左:哺乳瓶 タイ製 (蓋をしなければレンジも大丈夫と注意書きに書いてあるが外国製はどうも信用できないよね。) 3.99ポンド 右:おしゃぶり タイ製 (湖水地方の観光客の中に外人の赤ちゃんを見かけましたが、みんなおしゃぶりつけていた。日本じゃあまり人気がないそうですが) 2.79ポンド どちらも新柄ピーターラビットでの発売されていました。新柄のピーターラビットは動きがあって、今までの静なイメージのピーターとはかけ離れていまが子供にはアニメちっくの方が人気があるのかな。 この哺乳瓶とおしゃぶりは、11月に出産予定のお友達へのおみやげ。新柄ピーター気に入ってくれるといいな。でも使い勝手は日本製の方がいいに決まってるよね。たぶん(^^;) まだ日本製のピーターの哺乳瓶の発売予定はないようですが。。 すごく悩んで結局買わなかったのが、ロイターポーセラン社(ドイツ)製のミニチュアセット 新製品とのことで、前回はピクニックバスケットに入っていたのですが、今回はボックスセット。 ピーターラビットが印刷された手のひらサイズのかわいい箱に、以下のようなミニチュアセットが入っています。指貫も一緒に写っていますがこちらも同じくロイターポーセラン社製です。 お値段は、27.99ポンド ミニチュアセット1個持っているし、これ以上ミニチュア買ってもと悩みながら結局購入しませんでした。 また写真とは別のミニチュアセットを同じくロイターポーセラン社製であちこちのお店で見かけました。そちらの柄は、お母さんと子供達が一緒の柄(上記の写真のプレート柄)で統一されたセットです。 そちらは、カップやクリーマーは無地でしたのでお値段は上記のミニチュアセットより少し安くて、約19ポンドぐらいだったと思います。 |
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実はポターアトラクションを探していた時に、うさぎアンテナがピコピコ反応してという話をしたけれど、その時我慢しきれずに(^^;)、ボウネスについてまず最初に入ったのがこのお店だったんです。 だってねぇー、すごく目立ついい場所にお店があるんですもの。外観もとってもおしゃれだし。 ウェッジウッドの食器は、定番のものに加えて、皿時計(これはどのお店に行っても必ず売っている)、六角形貯金箱(定番柄)、それに加えてクリスニングのセットがあるぐらい。 その他の食器はどのお店に行っても見かけなかった。もう新柄は出ないのかな。 クリスニングのセットは、マグ、プレート、オートミール皿、六角形貯金箱、ポリンジャーの4点。 (写真説明) クリスニングシリーズのポリンジャー 11.99ポンド ボーダーファインアートのフィギュアや、ロイヤルドルトンのフィギュアについては、既に製造中止になったもの以外ならすべて入手可能なようです。たくさん見かけましたよ。 イギリスに来るたびにフィギュアを購入して少しずつ集めましたという方がいらしゃいましたが、実際にイギリスに来てみてその気持ちがよくわかりました。 それと私が長年探し求めていたトランプが山のように売られていました。 コレクターズアイテムのようになっていて、すごく貴重なものになっているに違いないと勝手に想像していたので、普通の紙製のトランプだったことになんだかちょっとがっかり。 ヒルトップは入場制限しているので、切符売り場で待たされることがあるのですが、その待ち時間の間に子供達がこのトランプ広げて遊んでたし。 6月のイベントで素晴らしいトランプコレクションを見たばかりだったので、遊び用のこのトランプには素直に喜べず、またこれでトランプは探さなくていいんだと思うとちょっぴり寂しい。うーん、複雑。 (写真説明) 左:ピーターラビットトランプ(PLAYING CARDS) 3.99ポンド 右:トランプの柄は一番上のカード。絵柄になっているのはジョーカーと以下の柄のみ。 その他にも、シアター本(組み立てると紙芝居ができるもの)、ステッカー本、ポターの生い立ちなどを簡潔にまとめた「Beatrix Potter and Peter Rabbit」など購入しました。本についてはいずれブックリストでご紹介します。 |
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(写真説明) ポターアトラクションの2階出口前にあるピーターのガーデニングオーナメント ポターアトラクションは、正面入口と2階にもうひとつ出口があるのですが(ピーターのガーデニングがある方)、そちらから出て目の前の道路(CRAG BOW通り)を横切りすぐ先にあるこちらのお店にもたくさんのピーターラビットグッズがありました。 ここはロイヤルドルトンのフィギュアが揃っていて、もしかしたら無いとあきらめていたフィギュアも見つかるかも。私は2000年で製造中止になったお友達が探していた「ティンギ-おばさんの洗濯かご」のフィギュアを見つけましたよ。こちらはフィギュアのコーナーで「ビスウィックバージョン」として、そのうちにご紹介しますね 洗濯かごのフィギュア 17.50ポンド それとイギリスに行ったら絶対に買おうと思っていた、ピーターのぬいぐるみ。 この子には、ひとり旅でくじけそうになった時どれだけなぐさめてもらったか。部屋に帰ってきたら出窓から「おかえり!」って迎えてくれたし、「また明日もがんばろう」って気にもなったし、私のホテルの部屋にあるピーターグッズ見て、お掃除のお姉さんはどう思ったかしら(^^;)苦笑 ピーターラビットのぬいぐるみ 9.99ポンド |
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先ほど紹介した「CRAG HOUSE」と同じ通りにあるお店「くまのパディントン&フレンズ」 こちらにもピーターラビットグッズが少し置いてありました。 内容は、ピーターラビット&フレンズと同じ系列のお店なのでそんなに変わりないのですが、それでもペーパーを発見して思わずここでもお買い物。 (写真説明) クリスマスのラッピングにぴったりのペーパー 0.75ポンド でも紙を持って帰るのって至難の技。スーツケースの中でよれよれになってしまった。 |
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私が英国に行きたいと思ったのは、もちろん「ピーターラビット」の世界を知るたびに、英国へ行きたい!、ビアトリクス・ポターが愛した湖水地方を見てみたいと思ったからだけど、もうひとつ1冊の本の出会いもありました。 それが「英国=湖水地方 四季物語」辻丸純一著・写真 この本は英国の四季を写真と文章で綴られている。写真の素晴らしさはいうまでもないが、その文章もまた楽しく、読んでいると湖水地方へ行きたいという思いがますます強くなってくる。 その本に書かれていたのが「ワインクルーズ」 「クルーズのコースは何種類もあるが、お勧めは『ワイン&クルーズ』。これはウィンダミア湖に落ちる夕日を見ながら、食事やワインを楽しむイブニング・クルーズで、夏は最高だ」 「英国=湖水地方 四季物語」辻丸純一(東京書籍)より抜粋 ただのウィンダミア湖周遊クルーズじゃなくて、ワインを飲みながらゆっくりウィンダミア湖を観光するのはとってもいい考えかもと思い、これには絶対に参加しようと決めていた。 実際は、普通のウィンダミア湖クルーズに、ただワインが一杯つくだけだったんだけどね(^^;) ウィンダミアレイククルーズ(Windermere Lake Cruises) ワイン&クルーズ 6:15pm または 8:15pm 5月から8月まで 6 ポンド(大人) 約50分 (写真説明) パンフレットによると写真のような夕日につつまれるらしい ただし夏は日が沈むのが遅いので、パンフのような夕日につつまれるには8時15分発に乗るとちょうどいいのでは。 (写真説明) 左: ワインクルーズのチケット 右:ウィンダミア湖から見たオールドイングランドホテル 湖のすぐ側にあるホテル。最初はこのホテルに予約をいれていた。シングルになったのでキャンセルしたのだが、このホテルからの眺めは最高だったろうな。 (写真説明) 左:湖のあちこちにヨットが停泊されていた 右:湖のすぐ側に建てられた家。あこがれ〜 私は6時15分発のクルーズにした。約50分のクルーズだし、8時15分発だときっと疲れきっているような気がして夕日はあきらめて6時15分発にした。 思った通り夕日にはほど遠かったけれど、船の上を流れる風はとっても気持ちが良くて、ともすれば肌寒いぐらい。船はまずアンブルサイド方面に向かい、そこから一気に南に下る。 途中でチケットと引き換えに飲み物サービスがあり、ワインでなくても、ビールでも、ソフトドリンクを頼んでも大丈夫。私はせっかくワインクルーズなので白ワインを頼んだ。 「ワインのお味は?」「まぁ、可もなく、不可もなくというところでしょうか(^^;)」どっちやねん。 ちょっと体は冷えたけど、クルーズは最高に気持ちがよかったです。理想をいうと風呂上りにクルーズに乗り、夕日を見ながら一杯飲むというのがいいかもしれないね。 夕食は、近くのテイクアウトショップで「フィッシュ&チップス」を頼んだ。 イギリスに来たらぜひ一度は食べてみてくださいとおすすめだったので、すごく楽しみにしていたもの。 大きな魚のフライに山盛りのポテト。魚のフライにはビネガー酢のドレッシングをかけていただく。 「酢かけるの?」ってちょっとびびったけど、郷に入れば郷に従えで思い切ってかけてみた。 フィッシュアンドチップス 3.50ポンド そしたら、これがうまいのなんの。いやーペロッと食べちゃいました。山盛りポテトフライにはまいったけれど、これが食べても食べてもなくならない。うっかり落としちゃっても鳥が拾ってみんな食べてくれる。 ウィンダミア湖畔に住む鳥は人に慣れていて、とくに餌くれる人には自分から寄ってきて「早よくれー」ってすごい勢い。大きな白鳥に近づいてこられれたらちょっと怖い。日光の猿まではいかないけれど結構迫力ありました。。(^^;) 最初の予定では、湖水地方に着いたその日に「ポターアトラクション」とホークスヘッドの「ポターギャラリー」まで足を伸ばす予定でしたが、着いたのが昼過ぎだったことや、ポターアトラクションで2時間ぐらいゆっくりしたことなどもあって、初日にホークスヘッドまで行けませんでした。 3日目の1日観光ツアー内容を前もって質問しておいたのですが、その時にポターギャラリーとヒルトップにたぶん入場できると思うよと聞いていたので、明日にかけようとこの日行くのはあきらめました。 それが大きな誤算だったんだけどね。 この続きは3日目の旅行記で。 |
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